【中国時報】運転中の喫煙禁止へ 台湾立法院通過


社会
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 「道路交通管理処罰条例」の修正案が12日、台湾の立法院を通過。車やバイクの運転中の喫煙は、交通安全に支障をきたし、運転者以外にも危害を加えるものだとして禁止されることになった。罰金は最高600元(約2200円)だ。

 修正案では火の付いたたばこを手に持ったり、くわえながら運転することを禁止するほか、車を運転中に窓の外に火の付いたたばこを出した場合も処罰の対象となる。警察による取り締まりのほか、市民が撮影した写真を証拠として通報することもできる。
 バイクの運転者が信号待ちや走行中に喫煙することで空気を汚染するばかりでなく、灰をまき散らすことで周囲の走行者の迷惑になっており、たばこのポイ捨ての原因になっているとして問題視されていた。