米国、辺野古への移設を維持 「知事選の結果問わず」と表明


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 【ワシントン共同】米国務省のラスキー報道部長は17日の記者会見で、沖縄県知事選で米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する前那覇市長の翁長雄志氏が当選したことに関し、選挙結果にかかわらず辺野古移設の方針を推進する考えを示した。
 地方選挙について直接コメントはしないと断った上で「(知事選の)結果を問わず、米政府は日米間の合意を遂行し日本とアジア太平洋地域の防衛義務を果たすため、日本政府と共に努力している」と表明した。
 米国防総省のウォーレン報道部長も17日の記者会見で「安全保障分野の課題全てについて、日本と引き続き連携する」と述べ、辺野古移設を含む日米両政府の取り組みに変更はないと強調した。
(共同通信)