橋下、松井氏は衆院選不出馬 統一地方選を優先


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 維新の党幹事長の松井一郎大阪府知事が23日、大阪市内のホテルで開いた後援会会合で、自身と共同代表の橋下徹大阪市長が衆院選出馬を見送ると表明したことが分かった。両氏は大阪都構想をめぐって対立関係にある公明党が前職を擁立する大阪16区、大阪3区での出馬を検討していた。

 松井氏の後援会会合に出席した橋下氏は「今回は衆院選に出馬せず、(来春の)統一地方選を戦おうという結論になった」と話した。
 関係者によると、会合で松井氏は、都構想の実現をめざし、来春の統一地方選への取り組みを強化する考えを強調。橋下氏とともに、今回の衆院選に出馬することはないと明言した。
(共同通信)