【ウィーン共同】イラン核問題の包括解決を目指し交渉の再延長を決めた欧米など6カ国とイランは24日、次回協議を来月開くことを決めた。米国とイランともに今回の協議で進展があったとしているが、具体的な内容は明らかにしていない。
ケリー米国務長官はウィーンでの協議終了後、記者会見し「問題は複雑だ。いまだ重大な意見の相違がある」と語った。同時に「実質的な進展があり、新たな提案もあった」と強調。交渉期間中は昨年11月の暫定合意に基づくイランのウラン濃縮活動の制限は維持されるとし「世界はより安全になった」と述べ、交渉継続への支持を訴えた。
(共同通信)
米イラン「進展」強調 核協議、来月再開
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琉球新報社