南スーダンPKO延長 来年5月まで、市民保護


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 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は25日、南スーダンで民間人保護に当たっている国連南スーダン派遣団(UNMISS)の任期を、来年5月30日まで半年間延長する決議案を全会一致で採択した。

 UNMISSは日本の自衛隊が参加する唯一の国連平和維持活動(PKO)。2011年の南スーダン独立と同時に国造り支援などを目的に発足した。治安悪化を受けて活動の重点は市民保護に移り、当初はインフラ整備を担った陸上自衛隊施設部隊も現在は避難民の支援に当たっている。
 南スーダンでは昨年12月、政府軍と反政府勢力の戦闘が始まり、推定数千人が死亡した。
(共同通信)