米大統領補佐官との確執否定 ヘーゲル長官辞任で火消し


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 【ワシントン共同】米国防総省のカービー報道官は25日の記者会見で、辞任表明したヘーゲル長官とライス大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の間柄について「仕事上の緊密な関係」にあると述べ、確執があるとの見方を否定、火消しに努めた。

 過激派「イスラム国」掃討作戦やシリア情勢への対応をめぐり、オバマ大統領側近のライス氏らと対立したことがヘーゲル氏更迭につながったとの見方が広がっているが、カービー氏は「長官の辞任表明と対イスラム国戦略には何の関係もない」と強調した。
 その上で、ヘーゲル氏とライス氏が「週に複数回会って議論している」と良好な関係をアピールした。
(共同通信)