シリア軍空爆、63人死亡 イスラム国拠点に最大規模


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 【カイロ共同】シリア人権監視団(英国)によると、シリア政府軍は25日、過激派「イスラム国」が「首都」と位置付けるシリア北部ラッカを空爆し、少なくとも63人が死亡した。死者の多くは民間人という。政府軍によるラッカ攻撃としては最大規模とみられる。

 空爆は計10回に及んだ。多数が負傷しており、死者は増える可能性があるという。監視団は、死者63人のうち、少なくとも36人が民間人と確認されたとしている。
 政府軍はこれまで北部の中心都市アレッポなどで大規模な空爆を繰り返してきたが、ラッカを攻撃することは少なかった。
(共同通信)