千代稀琉が引退


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 日本相撲協会は26日、千代稀琉(本名・福里勇弥、九重部屋)らが引退すると発表した。

 千代稀琉は1993年12月27日、浦添市生まれ。最高番付は幕下四十四枚目で、生涯戦歴は61勝44敗4休(17場所)。中部農林高では2010年の美ら島沖縄総体の団体で県勢として24年ぶりの準優勝に貢献した。11年の北東北総体は個人で16強入りするなど実績を残し、12年に九重部屋に入門した。
 高校時代に指導した木崎智久氏は「胸の筋肉を負傷したために引退を決めたと聞いている。残念だが本人が決めたことなので仕方ない」と話した。