大浜(男子)県勢最高4位 九州中学駅伝


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 中学駅伝の男子第34回・女子第26回九州大会が29日、鹿児島県の指宿市営陸上競技場を発着する男子6区間20キロ、女子5区間12キロのコースで行われ、男子の大浜が1時間3分52秒で県勢過去最高の4位、宮里が1時間3分59秒で7位になった。

女子の名護は44分20秒で16位、コザは44分27秒で17位だった。

◆悔しさばねに大躍進
 大浜が悔しさをばねに躍進した。初出場だった昨年の九州大会は14位に終わり、島袋太佑主将は「ことしは絶対に10位以内に入る」と強い気持ちで大会に臨んだ。結果は九州大会で県勢過去最高の4位。崎田尚孝監督は「選手が持っている力を出し切れた」とたたえた。
 1区の島袋が2位でたすきをつなぐと、その後は上位の集団にしっかりと食らいついて走り抜いた。昨年の大会以降、筋力トレーニングに力を入れており、島袋は「力のある九州の選手について行けた」と成果を実感している。
 崎田監督は「昨年の大会を経験した3年生がみんなをまとめてくれた」と達成感をにじませ、「これで満足せずに練習に取り組みたい」と全国に向けて決意を新たにした。