温暖化対策、新枠組み議論始まる 「良いスタート」と議長


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 【リマ共同】ペルーで開催中の気候変動枠組み条約の第20回締約国会議(COP20)で、2020年以降の地球温暖化対策の新枠組みをつくる作業部会が2日始まり、各国が意見を表明した。事前に示された共同議長案を基に交渉を進めるのを拒否した国はなく、共同議長は「良いスタートになった」と話した。

 各国が提出する目標に盛り込む情報を決めることが今回の課題の一つ。先進国は、目標の核は温室効果ガスの削減だとするが、発展途上国は温暖化の悪影響を避けるための適応策や資金支援も含めるよう主張している。
 この日も、ボリビアが「先進国から途上国への資金支援が必須だ」と強調した。
(共同通信)