佐賀、熊本両県の自治体・議会関係者らは8日、陸上自衛隊と米海兵隊による日米共同訓練の一環として、熊本県益城町の陸自高遊原分屯地で米軍新型輸送機MV22オスプレイの体験搭乗に参加した。搭乗した佐賀県議会の藤木卓一郎副議長(自民党)は「非常に安定していて、恐怖感はなかった」と評価した。
地上で視察した留守茂幸佐賀県議(同)は「離陸すると音はすぐ小さくなった。風圧もそれほどなかった」と語った。オスプレイは、分屯地に隣接する熊本空港の滑走路を離陸し、空港周辺を周回して着陸する動作を3回繰り返した。地上で騒音レベルを調べている参加者もいた。
(共同通信)