【リマ共同】地球温暖化対策の新たな国際枠組みを議論しているペルーでの気候変動枠組み条約第20回締約国会議(COP20)に、ケリー米国務長官が最終日前日の11日に出席する見通しとなった。AP通信が9日伝えた。
米国の国務長官がCOPに参加するのは2009年にコペンハーゲンで開かれたCOP15以来。これまでの交渉では、作業部会の議長が示した決定草案をめぐって各国の意見に大きな隔たりが残る状況。市民団体のオックスファム・アメリカは「ケリー氏の参加によって交渉のレベルが高まり、議論が加速すると期待される」としている。
(共同通信)