2017年日本プロ沖縄開催 PGAと正式調印


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 日本プロゴルフ協会(PGA)は9日、国内三大大会の一つの日本プロ選手権が来年開かれる埼玉県熊谷市の太平洋クラブ江南で記者会見し、2017年の同選手権を名護市の喜瀬CCで開催すると発表した。16年は北海道安平町の北海道クラシックGCで行うことが決まっている。

 ことしの日本プロ選手権に出場した富村真治は「伝統があると感じた大会が沖縄で開催されることをうれしく思う」と喜んだ。17年の大会に向けて「出場を目指すのはもちろんのこと、沖縄の選手で優勝争いをしたい」と意気込んだ。来季のシード権を獲得した正岡竜二は「大会に出場して沖縄の人たちにもっとプレーを見てもらいたい」と決意を述べた。
 本部高ゴルフ部の知念洋史監督は「プロのプレーを見られることは子どもたちの刺激になる。プロの技術やゴルフと向き合う姿勢を学んでほしい」と話し、沖縄開催が若いプレーヤーの成長につながることを願った。
 この日は15~17年までの各開催コース代表者との調印式も行われた。3年後までの大会会場が決まったことに倉本昌弘会長は「本当にいいコースを選ばせてもらうことができた」と笑顔で話した。