【南京共同】中国が旧日本軍による南京大虐殺犠牲者の国家追悼日と定めた13日、江蘇省南京市にある「南京大虐殺記念館」で大規模な追悼式典が行われた。最高指導者として初めて式典に出席した習近平国家主席が演説し「30万人の同胞が殺害され、無数の女性がむごい被害に遭った」と強く日本をけん制した。
これまで地元政府が主催してきた追悼式典は今回、国家レベルに格上げされた。日中関係改善に向け、習主席と安倍晋三首相による首脳会談が11月に北京で実現したが、習指導部は歴史問題では一切妥協しない姿勢をあらためて鮮明にした。
(共同通信)
「30万人殺害」日本けん制 習主席が南京式典初出席
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琉球新報社