大浜(男子)44位、名護(女子)は47位 全国中学駅伝


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 第22回全国中学校駅伝が14日、山口県セミナーパーククロスカントリーコースで行われ、女子(5区間12キロ)は初出場の桂(京都)が41分5秒で優勝した。男子(6区間18キロ)も2年連続2度目の出場の三島(栃木)が57分15秒で初制覇した。

県勢は男子大浜が1時間0分59秒で44位、女子名護は46分29秒で47位だった。
 女子は川中島(長野)が7秒差の2位、小野(兵庫)が3位。3連覇を狙った富士見(群馬)は5位に終わった。
 男子は33秒差の2位に小千谷(新潟)。富士見(群馬)が3位、北浜(静岡)が4位で、2連覇中だった加古川山手(兵庫)は6位だった。
 大会は男女いずれも48チーム(開催地枠含む)が出場した。

◆島袋好走、区間5位/男子・大浜
 男子大浜は1区でチームの主将、島袋太佑が区間5位の好スタートを切り、全国の強豪選手に負けない実力を示した。たすきを受けた2~6区で順位を落としたが、チームは初出場の昨年より16秒タイムを縮め、順位を三つ上げた。11月の九州大会で県勢過去最高の4位になり、期待は高かっただけに崎田尚孝監督は2区以降を「周りが速くて自分たちのペースを守れなかった」と悔やんだ。
 10位以内が目標だった島袋は想定以上の走りを見せた。スタートで岡山、青森の2人が飛び出し、第2集団は約5人で追う展開。速いペースにも「死ぬ気でついていった」。
 崎田監督は「積極的に走った」と褒めた。島袋は「最後の大会で悔いなく全力で走れた」と胸を張った。