参院選、自民単独過半数の可能性 共同通信シミュレーション


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 今回の衆院選比例代表で各党が得た票数を基に共同通信社が2016年参院選の結果を試算したところ、自民党が改選121のうち71議席を占め、単独で定数242の過半数を獲得するとの予測が出た。自民、公明の与党と、憲法改正に前向きな維新の党、次世代の党を「改憲勢力」とすると、合計で国会発議に必要な3分の2の162議席を上回る結果となった。

 選挙制度が異なる上、政治状況によって実際の議席は変わる可能性がある。公明党は憲法9条改正に慎重で、維新の党は野党再編に軸足を置いており、具体的な改憲項目で自民党と歩調を合わせるかは不透明だ。
(共同通信)