社会

泥酔姿パチリ「反省を」 浦添署が路上寝対策

酔っ払って路上で寝る人に発行されるイエローカード=浦添署

 路上寝にイエローカード―。飲酒の機会が増える師走、浦添署が酔っ払って路上で眠り込む人に対して「イエローカード」(警告書)を発行する取り組みを始めた。警告書には路上にあられもない姿で眠る本人を写したインスタント写真を添付する。酔いがさめた後、自身のみっともない行為を自覚させることで、路上寝の再発防止を促す。

 浦添署によると、ことし1月から11月末までに路上寝に関する通報は9069件。うち浦添署管内は782件で、県内で那覇署、沖縄署に次いで3番目に多い。昨年同期は710件。一方、路上寝は警ら中の警察官が発見する場合も多く、実数はさらに増えるとみられる。
 県内での摘発例はないが、路上寝は道交法違反(道路における禁止行為)に当たり、5万円以下の罰金が科される。ただ寝ている人が酩酊(めいてい)状態の時は安全確保のために保護される。
 浦添署の高嶺敏光交通課長は「路上寝は死亡事故や盗難の被害に遭う可能性が高く、非常に危険な行為だ。自分の命、家族の幸せを守るために路上寝は絶対にしないでほしい」と呼び掛けた。県内では、ことし6月に酒に酔って寝ていた男性が車にはねられ、重傷を負うなど、路上寝を起因とする事件・事故がたびたび発生している。
 イエローカードに添付する写真はプライバシー保護の観点から、本人にのみ交付し、署内でも保管しない。



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