自転車の内間「充実の1年」 後援会発足へ準備室


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後援会設立への感謝などを語る内間康平=19日、那覇市の神宮会館

 自転車のプロロードレーサーとして活躍する北中城高出身の内間康平(ブリヂストンアンカー)の地元後援会設立を目指す「内間康平選手後援会準備室」が19日、那覇市の神宮会館で本人を招いて講演会を開いた。内間が2014年シーズンの結果を語り、約50人の出席者たちはさらなる活躍へ激励を送った。後援会設立に向けた報告なども行われた。

 内間は3年間イタリアのプロチームで活動した後、ことし1月にブリヂストンアンカーへ移籍。6月に日本代表としてツール・ド・シンカラ(インドネシア)に出場し、第1ステージと第6ステージを制した。9月にはツール・ド・北海道で総合3位、JBCFロードチャンピオンシップ(広島)で優勝と実績を重ねた。
 講演で内間は「厳しい中で3勝でき、今シーズンはすごくいい1年だった」と振り返り、「いろんなチャレンジをしてきたこと、失敗した経験があったから勝てた」と話した。食生活やオフの過ごし方も紹介し、参加者たちも興味深げに聞き入った。
 後援会は来年度からの本格的な活動開始を目指し、会長にはかりゆし(那覇市)の當山智士社長が就任する。後援会についての問い合わせは県サイクルスポーツ振興協会(電話)098(868)1587。