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【マカオ共同】中国返還から15周年を迎えたマカオで20日、2019年の次期行政長官選挙からの普通選挙実施を求めるデモが行われた。大学生や市民ら約110人が参加、「真の法治を」などと書かれたプラカードを掲げ、「真の普通選挙を」と叫びながら練り歩いた。
リーダーの一人で教師の蘇嘉豪さん(23)は香港大規模デモに刺激を受けているとした上で「マカオの若者は公平な制度実現を希望している」と指摘。中国の習近平国家主席が20日の演説で「愛国教育」強化の必要性を訴えたことに「中国や共産党の認識を深めさせようとする教育の押し付けは必要ない」と強調した。
(共同通信)