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全国高校ラグビー2回戦の慶応(神奈川)戦を翌日に控えたコザは29日、大阪府茨木市のグラウンドで軽い調整を行った。
コザは有力選手を擁しながら2012年の花園でシード校の大阪朝鮮高に3―45で敗れている。県勢初のシード校突破に向けて當眞豊監督は「この2年間は30日のためにあったようなものだ」と意気込んだ。
コザの選手たちは午前中、ホテルの一室に集まり、ストレッチで体をほぐした。午後からグラウンドに出向き、フォワードリーダーの當眞琢が「慶応を想定しながらやろう」と声を掛け、ボールを使って戦術の確認を行った。
慶応戦に向けてロックの名護宏太は「190センチが2人いるが、当たり負けしないようにしたい」と語り、フランカーの糸数朱羅人は「体を張ったプレーでチームに貢献したい」と述べた。
28日の山形中央戦では沖縄市と「兄弟都市」40周年になる豊中市から応援団が駆け付け、沖縄市が贈った横断幕の下で声援を送った。
當眞監督は「沖縄市の市花ハイビスカスがコザのエンブレムだ。多くの支援、応援に応えたい」と語った。