井上KO勝ち、最短2階級制覇 八重樫はKO負け


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 ボクシングのトリプル世界戦各12回戦は30日、東京体育館で行われ、世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級8位の井上尚弥(大橋)が王者オマール・ナルバエス(アルゼンチン)に2回3分1秒でKO勝ちし、日本選手最短となるプロ8戦目で2階級制覇を果たした。戦績は8戦全勝(7KO)。ナルバエスは12度目の防衛に失敗した。

 世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級王座決定戦で、3位の八重樫東(大橋)は1位のペドロ・ゲバラ(メキシコ)に7回2分45秒でKO負けし、3階級制覇はならなかった。
(共同通信)