ICC加盟文書を提出 パレスチナ「正義実現を」


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 【ニューヨーク共同】パレスチナのマンスール国連大使は2日、国際刑事裁判所(ICC)加盟に必要な文書を国連本部の法務部門に提出した。マンスール大使は提出後、国連本部で記者団に「非常に意義深い一歩だ。われわれは法的手段を通じて正義の実現を目指す」と述べ、加盟が実現すれば市民殺害などへのイスラエル側の責任追及を目指す意向を示した。
 文書提出は加盟に向けた最終手続きで、大使は60日ほどで加盟が認められるとの見通しを示した。
 ICCは戦争犯罪や「人道に対する罪」に関わった個人を裁く機関。
(共同通信)