14年度国の税収51・7兆円へ 見積もりから1・7兆円増


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 2014年度の国の一般会計税収が、当初の見積もりと比べて約1兆7千億円増加し、51兆7千億円程度に上る見通しであることが5日、分かった。企業の業績回復や賃上げにより法人税や所得税の税収が伸びたことが主因で、1997年度以来、17年ぶりの高水準となる。

 税収の上振れ分は、14年度補正予算案での経済対策の財源に充てる。
 財務省が5日発表した14年4~11月の累計の一般会計税収は前年同期比11・4%増の25兆519億円。当初予算に対する進捗割合は50・1%で、前年同月時点の割合を2・2ポイント上回った。
(共同通信)