米州会議でキューバの人権議論へ オバマ氏が意向表明


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 【ワシントン共同】オバマ米大統領は6日、ホワイトハウスでメキシコのペニャニエト大統領と会談し、4月にパナマで開催される米州首脳会議でキューバの人権問題を議論したいとの意向を表明した。

 米国は昨年12月、キューバと国交正常化交渉入りで合意した。キューバのカストロ国家評議会議長は4月の米州首脳会議に出席する意向を表明しており、キューバ側の反発も予想される。
 オバマ氏はペニャニエト氏との会談で、対キューバ政策転換を説明した上で「人権と民主主義、政治的自由」を重視する立場を強調。米州首脳会議で「これらの課題を協議事項とするよう求める」と述べた。
(共同通信)