都道府県対抗女子駅伝 県選手団が出発


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本番へ向け意気込む県選手ら=8日、那覇空港

 第33回全国都道府県対抗女子駅伝に出場する県代表が8日午前、那覇空港を出発した。出発を前に激励式が同空港で開かれ、選手たちは「昨年の45位以上を目指したい」と本番へ向けて意気込みを語った。同駅伝は11日に京都市西京極総合運動公園陸上競技場を発着点に、9区間42・195キロで行われる。

 昨年は2時間26分40秒で47チーム中45位。大城昭子監督は「実業団選手が好調な今回は、前大会以上の成績が望める」と意気込む。
 大城監督が「勝負の要」と掲げる1区(6キロ)は前大会に続き、本土の実業団で活躍する仲間千華が務める。昨年12月の全日本実業団対抗女子駅伝は1区で区間14位になるなど好調を維持している。前大会の19位以上でたすきをつなぎ、チームに勢いを付けたい。
 最終9区(10キロ)を走る渡久地利佳も実力のある実業団選手で、大城監督も「仲間と共に、チームの中心」と期待を寄せている。
 4区(4キロ)の村田夏希は「1区からのいい流れを維持できるようにたすきをしっかりつないでいきたい」と抱負を述べた。中学2年でチーム最年少の比嘉みゆは8区を走る予定だ。「冬休みに合同合宿をして調子はいい。緊張もあるが足を引っ張らないように頑張りたい」と話した。
 激励式で沖縄陸上競技協会の國場馨会長は「全国大会に出られる自信と誇りを持って走ってほしい」と選手たちにエールを送った。