【ワシントン共同】米国務省のハーフ副報道官は12日の記者会見で、キューバが米国との国交正常化交渉入りに伴い約束していた政治犯53人全員の釈放を完了したことを確認し、「非常に前向きな動きであり歓迎する」と述べた。
ハーフ氏は同時に、ほかの政治犯の釈放を引き続き要求していくと強調。キューバ政府が短期拘束などにより反体制派抑圧を続けていることに懸念を表明した。
一方で、人権状況改善を働きかけていく上でも国交正常化が「正しい政策」だとし、ハバナでの米大使館開設を急ぐ考えを示した。
(共同通信)
米、キューバの政治犯釈放を歓迎 「非常に前向き」
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琉球新報社
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