首相、中東安定化「強力に支援」 歴訪へ出発


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
中東地域歴訪のため羽田空港を出発する安倍首相と昭恵夫人=16日午前

 安倍晋三首相は16日午前、エジプト、ヨルダン、イスラエル、パレスチナの中東地域を歴訪するため、羽田空港を政府専用機で出発した。出発に先立ち空港で記者団に「中東の平和と安定は日本にとって死活的に重要だ。積極的平和主義の下、非軍事分野で強力に支援する」と述べた。
 フランスの連続テロ事件を踏まえ「イスラム社会と過激主義は全く別のものだ。日本は中東と寛容な共生社会をつくっていくというメッセージを世界に発信したい」とも強調した。
 最初の訪問国となるエジプトの首都カイロでは中東地域全体の安定化に貢献するための政策をスピーチで発表する。
(共同通信)