米空母艦載機にオスプレイ導入決定 沖縄飛来の可能性 


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【ワシントン=島袋良太本紙特派員】米海軍は16日までに、洋上の航空母艦と陸上間の輸送を任務とする空母艦載輸送機C2グレイハウンドの後継に、垂直離着陸輸送機オスプレイを導入することを決めた。

 導入予算は2018会計年度(17年10月~18年9月)から計上する予定。C2は米空母の沖縄近海での展開に合わせ、嘉手納基地にたびたび飛来しており、オスプレイへの変更後は空母と嘉手納基地の間をオスプレイが飛行する可能性もある。
 米海軍はC2の改良機を導入することも検討していたが、メイバス海軍長官が今月5日にオスプレイへの機種変更を了承した。
 C2グレイハウンドは空母1隻当たり1~2機搭載されている。在日米海軍では横須賀を母港とする原子力空母ジョージ・ワシントンが搭載している。