ヘリ部品落下に抗議 渡名喜村議会、意見書を可決


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 【渡名喜】渡名喜村議会(比嘉正樹議長)は21日の臨時会で、米軍機AH1W攻撃ヘリが15日に渡名喜島沖の海上にミサイル発射装置など重さ計約200キロの部品を落下させた事故に抗議する意見書と決議を全会一致で可決した。

上原昇村長と22日に沖縄防衛局を訪れ、意見書を手渡し直接抗議する。決議は在沖米国総領事ら宛てに送る。
 決議では南西付近は沖縄本島と渡名喜島、久米島を結ぶ定期船や漁船の操業航路だと指摘し「大惨事を起こしかねない事故だ」と強く抗議した。
 その上で(1)事故原因の公表(2)安全管理と再発防止(3)事故時などの情報の速やかな公表―の3点を求めた。
英文へ→Tonaki Village Council protests against parts of US Marine helicopter falling near Tonaki