米・キューバ、国交交渉始まる 初日の協議は「建設的」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【ハバナ共同】米国とキューバは21日、昨年12月に両国首脳が国交正常化交渉開始を表明して初めての高官級協議をキューバの首都ハバナで開いた。双方は初日の協議について「建設的だった」と評価。22日からは大使館再開など国交回復に向けた本格交渉に入る。
 米代表団を率いるジェーコブソン国務次官補(米州担当)も21日、ハバナ入りした。次官補級の米高官のキューバ訪問は約35年ぶり。
 21日は移民問題を協議。海上で拘束されない限り、キューバを脱出して米領土に上陸した住民に自動的に滞在を認めている米国の優遇策をめぐり、キューバ側が見直しを要求した。
(共同通信)