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【カイロ共同】ロイター通信によると、サウジアラビアの国営テレビは23日、世界一の原油生産量を誇る石油大国サウジアラビアのアブドラ・ビン・アブドルアジズ国王が死去したと報じた。AP通信によると90歳。新国王には異母弟のサルマン皇太子(国防相兼副首相)が即位した。
サウジは日本にとって最大の原油輸入先。アブドラ国王は親米・穏健派の外交路線を維持、イスラム教の聖地メッカを抱える保守的なサウジにあって緩やかな改革を進めた。
サルマン皇太子は近代化に理解を示す一方、保守的な宗教界とも良好な関係を維持する現実派。外交路線や石油政策に大きな変更はないとみられる。
(共同通信)