【電子号外】白鵬、33度目V 大相撲 大鵬抜き最多優勝


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 大相撲初場所13日目は23日、東京・両国国技館で行われ、東横綱白鵬(29)=本名ムンフバト・ダバジャルガル、モンゴル出身、宮城野部屋=が13連勝で5場所連続33度目の優勝を決め、一昨年1月に死去した「昭和の大横綱」大鵬=本名納谷幸喜、北海道出身=の32度を抜いて単独史上最多に立った。

 大関時代の2006年夏場所で初優勝した白鵬は、07年名古屋場所で新横綱となり、先輩横綱の朝青龍が引退した後の10年春場所から第一人者として角界をけん引。横綱昇進後は一日も休場せずに君臨し、初制覇から52場所で大相撲の歴史に刻まれる前人未到の偉業を達成した。
 2敗で追っていた横綱日馬富士が敗れ、白鵬が結びの一番で大関稀勢の里を下したため後続に星三つの差がつき、2日を残して優勝が決まった。