上京の両副知事、内閣府など訪問 辺野古反対に触れず


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 【東京】浦崎唯昭、安慶田光男の両副知事は23日、内閣府、外務省、総務省を訪ね、就任のあいさつをした。
 外務省では冨田浩司北米局長と面談。面談後、安慶田氏は琉球新報の取材に対し、「今回はあいさつが目的で、それ以上の話はしていない」と強調し、翁長雄志知事が公約に掲げる米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設反対については触れなかったと説明した。

 内閣府では阪本和道審議官らと面談し、2015年度沖縄振興予算の閣議決定について謝意を伝えた。安慶田氏によると、一括交付金の翌年度への繰り越しや不用額が多いとの政府の指摘について改善に取り組むことも伝えた。面談はいずれも非公開だった。