首相、経済再生「喫緊の課題」 好循環実現目指す


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 安倍晋三首相は28日の参院本会議で「長引くデフレからの脱却と経済再生の実現が喫緊の課題だ」と述べ、経済政策「アベノミクス」の推進を通じ、経済好循環と地方経済回復を目指す意向を表明した。

 これまで電力自由化や再生医療の産業化などに取り組んできたとする実績を訴え「引き続きスピード感を持って『三本の矢』を進めていく」と強調。「政府がどれだけ所得再配分を繰り返しても、持続的な経済成長を通じて富を生み出せなければ、個人の所得は減っていく」とも述べた。
 増大する社会保障費に関し「負担能力に応じて公平に負担してもらうとともに、制度の重点化や効率化を行う」と指摘。
(共同通信)