サッカー元日本代表の小野伸二、稲本潤一が所属するJ2・コンサドーレ札幌が金武町陸上競技場で春季キャンプを張っている。2月15日まで。
県出身のMF上里一将(宮古高出)、DF上原慎也(西原高―沖縄大出)も精力的にトレーニングに取り組み、開幕に備えている。
上里は宮古島出身初のJリーガーとして2004年、札幌に入団。今季もボランチの主力として活躍が期待される。
昨季を「(J1への)昇格がかなわず悔しいシーズンだった」と振り返る上里。「今季も昇格が第一の目標。チームのことを考えながら一試合一試合取り組みたい」と悲願の昇格へイレブンを引っ張る。
上原は昨年10月、試合中に左膝を負傷したため、キャンプでは別メニューで調整している。シーズン途中の復帰を目指し「ここまで順調に来ている。自分の特長をしっかりアピールしていきたい」と闘志を燃やした。
沖縄キャンプは昨年に続き2度目。上里らは「沖縄出身のJリーガーはまだまだ少ない。子どもたちの目標になれるように頑張りたい」と意気込んだ。