【モスクワ共同】ロシアの仲介によりモスクワで再開したシリア和平協議は29日、外国の介入批判などを盛り込んだ文書「モスクワ原則」の内容で大筋合意した。さらに協議継続で一致して2日間の日程を終了した。
しかし、反体制派の一部が文書内容に反対し足並みの乱れも露呈、和平への展望は開けなかった。会議筋が明らかにした。
シリア情勢最大の焦点であるアサド政権存続の是非については、一切議題としなかった。政権存続を前提としたことで、政権交代を求める欧米や、欧米の支援を受ける反体制派「シリア国民連合」を除外した枠組みが定着する可能性がある。
(共同通信)
シリア和平協議、外国の介入批判 足並みの乱れも露呈
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琉球新報社
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