首相「有識者の答申に従う」 衆院定数削減で 


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 安倍晋三首相は30日午前の衆院予算委員会で、国会議員の定数削減を含む衆院選挙制度改革をめぐり、町村信孝衆院議長の下に設置された有識者調査会が打ち出す答申内容に従う方針を明言した。各党にも賛成するよう求めた。介護サービス提供事業者に支払われる介護報酬を2015年度改定で9年ぶりに引き下げることに理解を求めた。
 首相は選挙制度改革について「各党、各会派が(調査会に)任せた以上、出てきた案に賛成することが大切だ。反対となれば振り出しに戻ってしまう。私は自民党総裁として、出てきた案には責任を持って賛成する。他党もそういう方向を示してほしい」と述べた。
(共同通信)