安保理、日本の非常任理入り確実 アジア統一候補に


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 【ニューヨーク共同】国連加盟国のうちアジアや中東諸国で構成するアジア・太平洋グループ(54カ国)は29日、国連本部で会合を開き、10月の安全保障理事会の非常任理事国選挙で日本を統一候補として支持することを決定した。これにより、日本が来年1月から非常任理事国を務めることが確実となった。
 任期は2年。安保理入りすれば2009~10年以来、11回目で国連史上最多記録となる。日本の吉川元偉国連大使は会合後、記者団に「日本としてどういう発信をしていくのかという準備に(来年までの)1年近くの時間を充てたい」と意欲を示した。
(共同通信)