衆院は30日夜の本会議で、経済対策を盛り込んだ総額3兆1180億円の2014年度補正予算案を与党などの賛成多数により可決、参院に送付した。2月3日の参院本会議で成立する見通しだ。
安倍晋三首相は衆院予算委員会で補正予算案に関し「景気回復の実感が地方に届いていないのも事実だ。しっかりと景気回復が実感できる状況をつくりたい」として、早期成立の必要性を訴えた。
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する翁長雄志知事と面会していないことについては「取り組みの連携を深める中で対話の機会が設けられていく。理解を求める努力をしたい」と述べた。
(共同通信)