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【アンマン共同】過激派「イスラム国」を名乗る組織による邦人人質事件で、ヨルダン軍報道官は30日、拘束されている軍パイロット、モアズ・カサスベ中尉(26)の解放に向けた取り組みを、関係機関がイスラム教の休日である金曜を含む昼夜にわたり全力で続けているとの声明を発表した。
フリージャーナリスト後藤健二さん(47)の生還に向け、アンマンの現地対策本部で指揮を執る中山泰秀外務副大臣は30日夜(日本時間31日早朝)、記者団に「事態は膠着状態になっている」との認識を示した。
ヨルダン軍報道官の声明は「進展があれば適切な時期に情報を開示する」としている。
(共同通信)