邦人人質事件をめぐり中東の過激派「イスラム国」が、後藤健二さん解放の条件としてリシャウィ死刑囚(ヨルダンが収監)の釈放を求めた1月24日の2回目の画像声明公開に伴い、期限を「48時間」と設定していたことが分かった。声明では明示されなかったが、日本政府も24日時点で把握していた。政府関係者が4日、明らかにした。
日本政府が画像声明とは別に、イスラム国側の動きを情報収集していた一端が明らかとなった。政府関係者は「さまざまな情報の一つだ。政府に直接要求があったわけでない」と説明した。
(共同通信)