「イスラム国」に対決姿勢 ヨルダン、有志国と結束 


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 【アンマン共同】過激派「イスラム国」がヨルダン軍パイロット、モアズ・カサスベ中尉を殺害したとの映像を公開したことを受け、ヨルダン政府は4日、イスラム国との対決姿勢を鮮明に打ち出し、国民に結束を求めた。またイスラム国が釈放を求めていた死刑囚2人を4日早朝に処刑、さらに報復を強める構えだ。オバマ米大統領は声明で「イスラム国の残虐性に苦しむ人々のため、有志国は戦う」と表明し、ヨルダンとの連帯を強調した。

 20カ国・地域の枠組みでも、有志国は対イスラム国で結束を確認する。9日はトルコ・イスタンブールでの財務相・中央銀行総裁会議でテロ資金封じ込めなどを協議。
(共同通信)