東海岸活性化へ連携 4町村、推進協議会を設置


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協議会設置を発表する(左から)新垣邦男北中城村長、浜田京介中城村長、古堅國雄与那原町長、上間明西原町長=4日、与那原町役場

 【与那原】与那原町の古堅國雄町長ら本島東海岸の4町村長が4日、同町役場で記者会見し、地域活性化を目的に連携する「東海岸地域サンライズ推進協議会」の設置を発表した。

 会見には上間明西原町長、浜田京介中城村長、新垣邦男北中城村長も出席。大規模な会議や催しの受け皿として県が計画する大型MICE(マイス)施設誘致をアピールし、国道329号南風原・与那原バイパスの中城湾港新港地区への延伸要請などに取り組む。
 協議会会長に就く古堅氏は「県土の均衡の取れた発展が必要だ。観光客1千万人実現の受け皿となる可能性が東海岸にはある。政府の地方創生にもリンクさせていきたい」と述べた。
 今後は(1)まちづくりに関する総合的施策の調整と実施(2)インフラ整備促進に関する要請(3)戦略広報展開―に取り組む。将来的には中城湾に接した他の自治体にも参加を呼び掛ける方針。