参院もテロ非難決議 「許し難い暴挙」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 参院は6日の本会議で、中東の過激派「イスラム国」が日本人2人を殺害したとする邦人人質事件に関し「非道、卑劣極まりないテロ行為。許し難い暴挙を断固非難する」と全会一致で決議した。山本太郎参院議員は採決前に退席した。
 決議は、イスラム国が湯川遥菜さんと後藤健二さんを殺害したとしていることを踏まえ「無念、痛恨の極みであり、深い同情の念を表明する」とした。その上で「わが国と国民は決してテロを許さない姿勢を今後も堅持する」と強調した。
 政府に対し、中東・アフリカ諸国への人道支援拡充に加え、国際社会との連携強化や邦人の安全確保を要請。
(共同通信)