県のアジア経済戦略策定委員固まる 専門家ら10人、12日に初会合


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 翁長雄志知事が掲げる「アジア経済戦略構想」の策定委員会のメンバーが6日までに固まった。経済や観光の研究者のほか、経済団体や物流、情報通信の専門家、実務家ら10人で構成する。12日に初会合を開き、6月をめどに構想を策定する。メンバーは県の沖縄21世紀ビジョンの策定にも携わった富川盛武沖縄国際大教授をはじめ、上地恵龍琉球大観光産業科学部客員教授、安里昌利県経営者協会長、植松只裕全日本空輸ホールディングスグループ経営戦略部副部長、赤嶺真一沖縄ヤマト運輸社長、石田達也日本貿易振興機構沖縄所長、荻野章次郎双日ロジスティクス顧問、益戸正樹バークレイズ証券顧問、金城盛順県金型技術研究センター長、名護宏雄コンピュータ沖縄社長が務める。

 委員会は成長が著しいアジア市場を見据え、観光や物流、情報通信、先端技術などの産業強化を目指し、中長期にわたる具体的な戦略をまとめていく方針だ。