紅麹でスイーツ 「琉球紅シリーズ」マキ屋フーズ開発


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マキ屋フーズが紅麹を使い開発した商品「琉球紅シリーズ」

 【名護】食品製造・販売のマキ屋フーズ(名護市、金城正直社長)は、紅麹(こうじ)を原料にした4種類のスイーツを開発した。バレンタイン商品と位置付けており「琉球紅シリーズ」として7日から那覇市のデパートリウボウで販売している。

 商品は琉球紅ロール紅白セット(税抜き1箱1300円)、生チョコ(同800円)、トリュフ(同800円)、生チョコちんすこう(同600円)。同社が名護市農産物6次産業化支援施設「なごアグリパーク」で開発した第1弾となる。
 ロールケーキは紅麹を使用しているほか、羽地米の米粉を生地に利用し、生クリームにはシークヮーサー果汁も加えてさっぱりとした味に仕上げた。チョコは紅麹の天然の甘さを引き立たせることで糖分を控えた大人向けの商品だという。
 統括リーダーの安村盛一さんは「麹の魅力を実感できる商品が出来上がった」とPRしている。同社はこれまで県産業振興公社や名護市の補助事業を活用し、紅麹を使った調味料を中心に開発。スイーツは初めての企画となる。問い合わせは同社(電話)0980(54)5889。