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全国農業協同組合中央会(JA全中)の万歳章会長は8日、東京都内のホテルで自民党の農林系幹部らと会談し、JA全中の一般社団法人化などが盛り込まれた農協改革の骨格を大筋で受け入れた。農協改革は実質的に合意した。
JA全中は地域農協に対する一律の監査権限など、農協法に基づく権限を失う。約60年間続いた農協の中央会制度は大きな転換点を迎える。
万歳会長は、農家以外の准組合員に対する利用制限の導入を避けることと引き換えに、骨格の受け入れを決めたとみられる。会談には、自民党側から吉川貴盛元農水副大臣らが出席したほか、農林水産省の皆川芳嗣事務次官らも同席した。
(共同通信)