佐敷が初優勝 サッカー女子中学新人大会


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決勝 佐敷―真志喜 後半、ドリブルで攻め上がる佐敷のMF玉城薪瀬=8日、金武火力発電所雄飛の広場

 サッカーの第4回県中学女子新人選手権大会最終日は8日、金武火力発電所雄飛の広場で決勝トーナメントを行った。決勝は佐敷が2―0で真志喜を破り、初優勝した。

◆鉄壁の守りで8連続無失点/佐敷、相手寄せ付けず
 司令塔のMF上原佳歩がボールをキープし、右ウイングの牧志妃菜が駆け上がる。守りではセンターバックで主将の仲田遥夏を中心に相手の攻撃の芽をことごとく摘んだ。佐敷が得意なスタイルを貫いてボールを支配し、前回覇者の真志喜を寄せ付けなかった。
 佐敷は11月の冬季選手権に続いて8試合連続の無失点。今大会の4試合では相手に1本もシュートを打たせなかった。
 決勝の1点目は前半12分、コーナーキックからの混戦で根間琴音が押し込んだ。2点目は後半13分に、玉城薪瀬が得意のドリブルで相手DF2人をかわし、ゴール中央にシュートを決めた。玉城は「練習して、もっと強くなりたい」と上を目指す意欲を示した。