対外情報機関の創設議論へ 自民PT、邦人人質事件受け


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、 自民党のインテリジェンス・秘密保全等検討プロジェクトチーム(PT、岩屋毅座長)は10日、幹部会を党本部で開き、過激派組織「イスラム国」による邦人人質事件を受け、米中央情報局(CIA)のような対外情報機関の創設に向けて、有識者からヒアリングを始める方針を決めた。

 出席者からは「日本人はテロの標的にされている。できるだけ早く結論を出すべきだ」との意見が出た。ただ、PT幹部は会合後、記者団に「中長期的な課題だ」と述べ、慎重に検討を進める考えを示した。
 今後、情報分析の有識者や、海外の情報機関勤務経験者を対象に意見を聞く予定。
(共同通信)