中国の国防費増加が突出 全アジアの63%と英研究所


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 【ロンドン共同】英国の有力シンクタンク、国際戦略研究所(IISS)は11日、世界の軍事情勢の報告書「ミリタリー・バランス2015」を発表した。2013年から14年にかけて、オセアニアを含むアジア全体の国防費増加額のうち、中国が63・4%を占めたと指摘。中国の軍拡の突出ぶりが浮き彫りになった。

 報告書によると、2位はインドで14・2%、3位は日本で5・7%、4位は韓国で4・2%だった。ただし北朝鮮はデータが不明で、統計から省いている。
 14年のアジア全体の国防費は約3440億ドル(約41兆円)で、10年に比べ27%増えた。
(共同通信)